捻挫なび

足首の捻挫の腫れ症状の治療法・予防方法、足首捻挫のテーピング方法を初心者向きにわかりやすく解説しております。

捻挫とはどのような症状のこと?

 足首の捻挫とは、スポーツ競技中などに足関節に対して
●大きな外力
 が働く、もしくは加わった際に、足首の関節が
●正常な可動範囲
 を超えて引き伸ばされてしまった際に、関節を安定させる働きをもつ
●靭帯組織
 が部分断裂、もしくは断裂する障害の事を捻挫といいます。

 スポーツ選手の多くは一度は捻挫の経験をしているもので、足関節の障害の中では、最も発症確率の高い病気が足首の捻挫であると言えます。

捻挫はスポーツ障害No1の発症率!

 捻挫はスポーツアスリートが発症する
●スポーツ障害
 の中でも、統計的に最も多いスポーツ障害とされていて、実に
●9割以上のアスリート
 が、一度は捻挫を体験していると言われております。

 中でも足首の捻挫は、人体に無数にある靭帯組織で形成される関節の中でも
●最も多く捻挫を発症する関節
 であり、また頻繁に捻挫を繰り返すケースも多くあることからアスリートを悩ませる関節障害として有名です。

捻挫発症後の症状の経過について

 足首捻挫発症後の症状の経過について見ていきましょう。

 まず足関節を捻ってしまった場合、捻挫障害を発生した直後から、「患部に内出血」が発生しはじめるようになります。

 この内出血の発生は足関節を構成する靭帯に微小の断裂や部分断裂が発症している証です。

 捻挫の程度にもよりますが靭帯損傷部に発症した内出血は血液が集中的に集まるため「腫れ」として患部に現れ、目視でも足首の腫れが確認できるようになります。

 尚、この内出血のスピード及び量は、重度の捻挫症状であるほど、
●早く広がる
●大量の血液が集まる
 という傾向がありますので、内出血の状態からも、捻挫の症状の度合いをある程度確認することが出来ます。

捻挫の内出血・腫れから解ること【画像】

 捻挫を発症してしまった際は、応急処置を実践することがまず何よりも優先されますが、患部の腫れ状態を観察し症状の変化を確認しておくようにしましょう。

内出血の部位から症状を判別する

 足首捻挫の内出血症状は、その発症部位から症状をある程度の範囲で判別することが出来ます。

 足首捻挫の内出血の特徴として、内反捻挫の場合は、足首の「外くるぶし近辺」が内出血によって大きく腫れ上がります。

 内側に捻る内反捻挫の場合は足関節の構造図にある外くるぶし周りの靭帯に損傷を発症するケースが大半であり、内反捻挫によって最も多く損傷しやすい靭帯は「前距腓靭帯」と呼ばれる靭帯組織です。

 内反捻挫は足関節の構造上からも最も発症しやすい捻挫であり、足を内側に捻る事によって発症した捻挫は内反捻挫に分類されます。

 尚、あまり発症することはありませんが、足首を外側に捻る外反捻挫の場合はこの内出血が内側くるぶし近辺に確認されます。

 これは内くるぶし近辺に存在する「三角靭帯」に損傷を受けた場合のケースです。

どちら側に捻ってしまったのか?

 捻挫では靭帯損傷部位に腫れが生じる為、その腫れの部位からどのような捻挫であったのかを推測することも可能です。

 しかし、捻挫の全てのケースで腫れる部位が統一されている訳ではありません。

 小学生などを指導している立場の方の場合は、児童が「どちらに捻ったのか覚えていない」というケースもあるでしょう。

 内反捻挫、外反捻挫では症状の度合いが異なるケースも多く一般的には外反捻挫の方が症状が重く、また骨折を伴うケースが多くあります。

 その為、腫れてくる部位や腫れの大きさなどは指導者・保護者の方が確認し、状況を把握できるように心がけておく事が大切になります。

 続いて次項では内側に捻る捻挫と、外側に捻る捻挫の症状の特徴や注意事項について関節構造図を見ながら確認します。