捻挫なび

足首の捻挫の腫れ症状の治療法・予防方法、足首捻挫のテーピング方法を初心者向きにわかりやすく解説しております。

足首捻挫を発症する主なスポーツ競技

 足首捻挫を発症する主なスポーツ競技は以下となります。
●バスケットボール
●バレーボール
●ハンドボール
●野球
●サッカー
●バドミントン
●テニス
●スカッシュ
●柔道
●ラグビー
●相撲
●アメリカンフットボール

 この他にも様々なスポーツで足関節の捻挫は発生しますが特徴としてはジャンプ系の動作が求められる競技や、激しいコンタクトの伴うスポーツ、左右の素早いフットワークスキルが求められるスポーツ競技などでは足関節の捻挫が発症しやすい傾向にあります。

 尚、ジャンプ系競技での足首の捻挫で最も多いのは着地時の捻挫によるものです。

 着地の際に捻る、もしくは誰かの足の上にのってしまい捻挫をするケースは非常に多く実際に経験がある方も多いかもしれません。

 また、大きな外力の働きやすいラグビーや相撲などのスポーツ競技においても衝突時などに捻挫の発症率が高まります。

捻挫が発症しやすい状況【画像】

試合中に捻挫を発症してしまった場合

 バスケットボールや、バレーボールなどのゲーム中、足首捻挫を発症してしまったアスリートが
●そのゲーム内
 に復帰をしている場面をよく見かけます。

 このようなケースでは、ゲーム中に
●足首をテーピングでガチガチに固めて固定した状態
 ですぐに復帰しているパターンが大半です。

 特にエース級のプレイヤーやキャプテンを務める選手にはこのような傾向が良く見られます。

 責任感のあることはすばらしい事ですし、最終的には監督や個人が決めるべき問題であり第三者がとやかく言う問題ではありません。

 大会出場に至るまでの経緯、そして普段の練習から長時間に渡って培ってきた「信頼関係」など回りからは見えない要素がスポーツには多くある為です。

 但し、足首の捻挫は「足関節の靭帯が伸びている状態」であること。

 そしてこの状態は実はとっても危険な状態であること。

 更に足首捻挫に留まらず、大きな障害につながる危険性があることは選手も指導者も把握しておくべきでしょう。

ゲームへの復帰の判断について

 足首捻挫を発症した場合は、足首の関節がぐらぐらと固定されていない状態です。

 例えテーピングで固めたとしても、この関節のぐらつきはその場で戻ることはまずありません。

 もしここで、再度捻挫を発症した場合は、最悪の場合
●骨折
 につながる危険性を持っています。

 また、足首をかばう事から、膝や腰に不自然な負担をかけてしまう事も考えられます。

 関節とは、人体のジョイント部分にあたります。

 車で例えればボルトが緩んでいるタイヤでレースをするのと同じ原理なのです。

 当然このような状態では最高のパフォーマンスを発揮することは難しく、普段と同じようなプレイができない可能性もあります。

 チームスポーツであれば、全力を出せない状態である以上、メンバーチェンジをすべき場面と考える事もできます。

 ゲームへの復帰は、最終的に
●指導者
●プレイヤー
 の判断によってなされます。

 指導者がもし、続行を判断する場合は、このような危険性を認知した上で全責任をもって出場させる心構えが重要です。

整形外科による足関節のチェックについて

 足首捻挫は、頻繁に発症するスポーツ障害ですが、応急処置によっては比較的早い段階で競技に復帰出来る可能性の高い障害ともいえます。

 とは言え、長年スポーツをされている方であれば既に体験されている方も多いと思いますが足首捻挫はクセになる障害でもあります。

 足首捻挫を頻繁に繰り返すようになると、足首の関節を支えている靭帯が、少しずつ完全に戻らずに軽く伸びてしまっている状態になってきます。

 整形外科などで、診察を受ける際、医師は足首のぐらつきをチェックし、足首の靭帯がゆるんでいるかどうかを簡単にチェックしてくれます。

 あまりにも頻繁に繰り返す場合は一度チェックを受けることが大切です。

 この原因の大半は、完全に治りきる前に運動を再開してしまう点にあります。

 捻挫と言えどもスポーツ障害のひとつです。

 いつもの捻挫だから…と捻挫を軽視し完治させずにズルズルと競技を続けた場合、回復期間が長くなり完治までの日数が1ヶ月以上かかるケースも出てきます。

 また靭帯は関節のぐらつきや可動範囲の制限を行なう重要な組織でもある為、緩んでいる状態で運動を継続し続けていくと、最悪の場合は「捻挫の後遺症」として関節が常時緩んでいる不安定な足関節構造となってしまうケースもあります。

 捻挫は基本的に保存療法が主体ですが、靭帯が常時緩んで戻らないような状態になってしまった場合は手術を検討しなくてはいけないケースも出てくるため注意が必要です。