頚椎捻挫症状・治療期間

頚椎捻挫の症状の特徴・基本的な治療法、治療期間、交通事故で多い頚椎損傷の解説。

頚椎捻挫症状の特徴・診断について

 頚椎捻挫は頚部に強い外力を受けることによって発症する特徴をもつ首の筋肉、神経部に影響を及ぼす首の病気のひとつです。

 ではここで、頚椎捻挫の主な症状の特徴について確認しておきましょう。

 頚椎捻挫を発症した際に現れる代表的な症状の特徴として以下のような症状を発症しやすい傾向が見られます。

【頚椎捻挫の主な症状の特徴】
★首そのものの痛み、不快感等
★首の可動範囲の制限(首を傾ける・横を向くなどの際に痛みや張りを覚える症状)
★手のしびれ症状(主に前腕部・指先のしびれ)
★頭痛、めまい、吐き気、集中力の低下
★耳鳴り・眼精疲労・視力の低下

自覚症状から自己判断で診断することがとても難しい首の疾患

 頚椎捻挫やむち打ち症といった強い外力によって生じる首の病気の場合、前述したように様々な症状を発症する傾向がある点がひとつのポイントです。

 逆に言えばこれといって決まった症状が出ると症状の特定がなされていない点が、頚椎捻挫の診断を難しくさせている原因ともなっております。

 実際に病院で頚椎捻挫と診断されるケースの大半は軽症であるケースが多く、全般的な症状が現れてはいるが頚椎のズレや損傷が確認されないケースが大半です。

 しかし、 頚部に存在する交感神経や椎骨動脈が過度に緊張することによって、時としてめまいや吐き気、そして人体内の器官への影響(視力障害・聴力障害など)を及ぼす自律神経失調症の類似症状を発症することもあります。

 結論としては、各種の症状から自己判断で診断することがとても難しい疾患が頚椎捻挫症と呼ばれる疾患の特徴であると言えます。

 その為少しでも前述した症状に近い自覚症状が見られる場合は、まず病院で医師の診断を受けるようにしましょう。

 適切な診断と処置を早期に行うことが可能となれば頚椎捻挫の回復も早くなります。

頚椎捻挫の代表的な2大症状の現れ方について

 頚椎捻挫はここまで解説してきた通り、首を中心とした筋肉や神経組織に様々な症状を発症する傾向を持つ首の障害です。

 中でも頚椎捻挫を発症する原因の多くは「交通事故」「激しい接触」によって頭部が急激に振られる状態が発生した場合に頚椎捻挫症状を発症することが確認されております。

 交通事故の場合は、自動車が衝突する瞬間に頭が強く振られますが、交通事故で頚椎捻挫の発症するケースのおよそ9割以上は追突された側、多くのケースでは後ろから不意に追突されてしまった場合に頚椎捻挫を発症しやすいことが解ってきております。

 同様に激しい接触としてはラグビーやアメリカンフットボール、相撲、柔道、バスケットボールなどのコンタクトが激しいスポーツ競技で発症しやすい傾向があり例えば、ラグビーなどでタックルを仕掛ける側よりも、不意にタックルを受けた側に頚椎捻挫が発症しやすくなります。

 尚、交通事故の追突やスポーツ競技のコンタクトシーンなどで発生する衝撃は大きな衝撃ではあるものの、実際に症状を発症し始めるのは、翌日や数日経過してから症状を現れるケースが多いのも頚椎捻挫の症状の表れ方の特徴のひとつです。

※頚椎捻挫の代表的な症状の現れ方①
頚椎捻挫の症状の多くは、翌日や数日経過した後に自覚症状を体感する傾向がある

 また、圧倒的に多い症状としては前項で解説した症状の特徴のひとつである首の可動範囲の抑制が自覚症状としてあられやすい症状の代表です。

 首の可動範囲の制限は、首周りの筋肉、及び筋膜に炎症を発症している事が原因で足関節の捻挫などと同様に炎症した部分を修復する作業が行われている際に強い痛みや熱感、腫れ症状などが確認されます。

 炎症が特に強い場合は持病として肩こり症などを持っている方の場合は肩こり症が悪化したり、1週間~1ヶ月程度の期間は横を向くなどの動作を行う際に痛みを生じるようなケースもあります。

※頚椎捻挫の代表的な症状の現れ方②
①の傾向と合わせて首の動きに制限が加わる首の可動範囲に影響を及ぼす傾向がある

 頚椎捻挫やむち打ち症の診断は首の疾患の中でも広い範囲での診断基準となりますが、自分である程度の症状を把握しておきたい場合は、上記2点の症状の表れ方の傾向と特徴を覚えておくと良いでしょう。

頸椎捻挫の特徴・2大症状【画像】

 尚、稀なケースではありますが交通事故などの場合、事故から1週間以上経過した後に首に痛みが発症し始めるケースもあります。

 このように数日経過したのちに症状が現れるケースでは、頸椎に何らかの損傷が発症している可能性もある為、必ず医師の診断を受けるようにしましょう。